【観劇レポ】星組公演 『めぐり会いは再び next generation－真夜中の依頼人（ミッドナイト・ガールフレンド）－』『Gran Cantante!!』

とても星組らしい作品！

実は私前作見ていなくて、観劇直前に前回のあらすじをネットで予習しておいたんですが、
今回から見る方でも全く問題なく楽しめます＾＾

衣装がカラフルでゴージャス、コミカルな歌や演技多め、ドタバタ大騒ぎなシーンもあり、元気で若々しい体育会系な星組にぴったりですね。

◆探偵事務所のメンバー

礼真琴くん演じるルーチェと共に過ごす探偵事務所のメンバーが、
それぞれ個性的で本当に面白いし可愛い。

瀬央ゆりあくん、有沙瞳ちゃん、天華えまくんなどスター勢揃いなんですが、
個人的には水乃ゆりちゃん美味しいな〜〜！と思いました。
ゆりちゃん、聞き心地の良い声で、話すとすぐに「この人誰だろう？」てなるんですよね。
なんか人を惹きつける力があるなと。
天才発明家の女性という役で物語の鍵も握っています。

モラトリアムの歌（笑）は、みんな上手すぎて才能の無駄づかい感がする←
天華えまくん動きが綺麗ですね。みんなで揃って踊るステップも細かくて、たくさんお稽古したんだろうなとか思っちゃいました。

◆こっちゃん（礼真琴）の演技

歌とダンスが爆発的に上手いこっちゃん。
ただ今回私が見ていてハッとしたのは演技でした。

これまでこっちゃんの印象って歌とダンスがばり上手い人、という感じだったんですよね。
綺城さんに対して「親なら子どもを信じようよ」みたいなことを言う時とか、
こちらがドキッとするくらい感情こもっていました。

こっちゃん、演技も情熱的で良いやん！

◆音波さんと天寿さん、退団を意識した（？）演出が泣ける

お二人は前回と同じ役。
この時点で見せ場が多いですよね？

特に天寿さんがこっちゃんを、音波さんが舞空さんを、
励まして帰って行くところは本当にエモい・・

音波さんが言った、「何かのために、自分の人生を諦めることはしないでね！」って
言葉が好きです。。音波さんに言われちゃったらもう〜〜壊

◆ロナンがかっこいい

極美慎くんってこんなにかっこよかったか？
ビジュアルはやっぱり群を抜いています。背も高いし。

今回、登場がめっちゃかっこよかったですね。
良い声で、目立つ衣装、スターさんの風格を感じました。
これからが楽しみです＾＾

所々「あれ？既視感？」となる場面がありました。
例えばオープニングを見て、月組のApasionadoを思い出した人は私だけじゃないはず！笑

衣装、曲の雰囲気やテンポ感、こっちゃんが布引きで登場するところとか。
Apasionadoやん！てなります。

ただ藤井先生のショーは過去と同じような演出がありつつも、
毎回新鮮に楽しんでしまうんですよね。

◆ことなこのデュエダン

これでもか！といったレベルで、見させてもらって満足。
お芝居でも思ったけど、本当に踊らせると水を得た魚のよう。

2人ともきれいに踊る系というより、エネルギッシュで早い動きが得意な印象。
ダンスの相性はぴったりですね！

最後の白衣装デュエダンも、衣装に似合わずイケイケな感じが素敵でした笑。

◆退団者3名大活躍

天寿さんと音波さんに加え、華雪りらちゃんも今回で卒業。
りらちゃんは、一番最初の銀強わたりでガッツリ目立ちます！
いや〜可愛い。やはりビジュアルが素晴らしいですね。
ダンスもリズム感があって、安心して見ていられました。

そして天寿さん。みっきー（天寿さん）は声や振る舞いに魂がこもってるなと思うことが多々。
決して大きく動いているわけじゃないのに目立つのよね不思議。
エトワールでは力強い芯の通った声が素敵でした。
お辞儀したあと客席の上の方ずーっと見てくれたので、目があったと思う多分←

音波さんも負けじと目立つ！
みっきーと組んで出る場面もあるし、こっちゃんと踊る場面もあり。
娘役群舞の位置は、基本的に前の方だからすぐわかる。
音波さんの動きって本当綺麗で、星娘群舞を前線で支えてきたと思うのよ。
いるといつも安心するし、いて当たり前、という感覚すらあった。
星組に音波さんがいなくなるなんてまた実感が湧かないですね。。

東京も残すところ、あと1週間になりました。
コロナが猛威をふるっていますが、どうか完走できますように。